水回りは毎日の生活に欠かせないため、蛇口の水漏れや排水口のつまりなど、家の中でも特にトラブルが発生しやすい場所です。水漏れはパッキンなど部品の経年劣化や破損によるものが多く、排水口のつまりは髪の毛や異物が排水管に引っかかることが主な原因です。いずれも素人でも修理可能な場合もあります。蛇口の水漏れの場合は、まず自分の蛇口の種類を確認します。
比較的古い建物では、ハンドルを捻って水を出すハンドルタイプが多く設置されています。これは構造がわりと単純で、部品を交換しやすくなっています。DIYショップで部品や、それを取り付けるのに必要な道具を購入すれば、自力で修理することはさほど難しくないかもしれません。一方、比較的新しい建物ではレバーを上下して水を出すシングルレバータイプの設置が多く、こちらはハンドルタイプより構造が難しいため、素人による修理はかなりハードルが高いです。
排水口のつまりは100円ショップなどで売られているラバーカップで、押したり引いたりするうちに水が再び流れ出すことがあります。他にドラッグストアなどで売られているジェルや液体のクリーナーを適切に使うことで、解消されることもあります。ただ、いずれもあくまで応急措置で根本的な解決にはならないため、近いうちに再びつまりを起こすことも考えられます。いずれのトラブルもできれば自分で何とかしたいと考える方は多いでしょうが、部品代や道具代、修理にかかる時間や労力などを考えると、結局プロの手を借りた方が早かったり安上がりだったりすることが往々にしてあるものです。
水漏れやつまりを迅速に解消してくれるプロの会社は数多くあります。依頼する時は複数の会社から見積もりを取るのがお勧めです。料金の設定は会社によって異なります。基本費用は安くても修理後に追加費用が発生する場合もあるので、注意が必要です。